新宿御苑は環境省が管理する国民公園で、都立公園や区立公園とは、申請先も、仕事として撮れるかどうかも違います。
届出は要らなくなりました。でも、お金を受け取る撮影はできません。
要りません。2025年3月25日に変わり、収益化を前提としない撮影は事前の届出が不要になりました。
それまでは、収益化を前提としない撮影であっても、次の場合は事前の届出が必要でした。
国民公園協会が、この3つについて「事前の届出が不要となりました」と案内しています。
(出典:個人撮影の取扱変更について(一般財団法人国民公園協会、令和7年3月25日))
環境省側も、収益目的ではなく金銭のやりとりがない場合は「手続き等不要」としています。
(出典:機材を用いる撮影(環境省 新宿御苑))
受けられません。 環境省が「園内での収益目的の撮影はお断りしています」と明記しています。
(出典:撮影ルール(環境省 新宿御苑))
そして、環境省の機材のページには「プロカメラマンに対価を支払って個人的な記念写真を撮影する行為」は不可と書かれています。
依頼者の家族写真であっても、カメラマンがお金を受け取る形であれば、お断りの対象になります。 撮影地を新宿御苑で希望されたら、別の場所を提案することになります。
撮影の依頼をどこで受けるかは、撮影の仕事の受け取り方にまとめました。
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来園者が多い時期は、環境省が規制日を決めています。 三脚やレフ板など通行の妨げになる機材での人物撮影が禁止されます。
| 期間 | 対象の範囲 |
|---|---|
| 2026年3月19日〜4月26日 | 園内全域 |
| 2026年11月1日〜11月15日 | 日本庭園 |
| 2027年3月25日〜3月31日 | 園内全域 |
| 2027年4月以降 | 未定 |
桜の開花期間と、菊花壇展の開催期間が中心です。紅葉や菊を撮りに行くなら、11月前半の日本庭園では三脚とレフ板が使えません。
趣味で風景を撮る場合も、この期間は三脚とレフ板を持ち込めません。手持ちで撮るぶんには問題ありません。
機材と収益目的のほかに、水着など過度な露出や、恐怖感を抱かせるコスプレなど、内容そのものの制限があります。
コスプレ撮影そのものが一律で禁止されているわけではありませんが、どこまでが許されるかは、新宿御苑の判断になります。迷う内容であれば、先に問い合わせるほうが確実です。
できます。ただし通るのは、広く一般に紹介することが主目的の撮影か、新宿御苑が唯一の撮影箇所である撮影の2つに限られます。
申請は、取材希望日の5日(休日を除く)前までを目安に、メディア取材申請書をメールで送ります。対象は開園日・開園時間内のみです。
申請先は `SHINJUKU@env.go.jp` です。条件は改定されます。申請の前に、必ず環境省のページで最新の内容をご自身で確認してください。
同じ東京の公園でも、管理している相手が4つに分かれます。申請先も、仕事として撮れるかどうかも違います。
| 新宿御苑(環境省) | 国営昭和記念公園 | 都立公園 | 江東区立公園 | |
|---|---|---|---|---|
| 対価を受け取る記念写真 | 不可 | 園内で金銭授受がなければ可 | 2要件に当たるかで判断 | 許可を取れば可 |
| 個人撮影の届出 | 不要(2025年3月25日から) | 不要 | 不要 | 不要 |
| 機材の制限 | 規制期間は三脚・レフ板等が不可 | ドローン・模造銃刀類が不可 | 公園による | 固定式レフ板・レール等が不可 |
他の3つは「手続きを踏めば仕事として撮れる」のに対し、新宿御苑だけは申請しても通りません。 撮影地の候補から外すか、依頼者に「ここでは有料の撮影ができません」と伝えることになります。
個別の公園の条件は、代々木公園と葛西臨海公園にまとめました。
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執筆:山野井 孝志(フォレスト出版)
柔道整復師。施術とコーチングの経験はあわせて5万件以上。セラピスト向けのセミナー事業で成約率を10%から60%に引き上げ、後輩のセミナー事業の立ち上げにも携わり、年商6,000万円のビジネスを構築。現在はフォレスト出版に在籍しています。
監修:小椋 翔(フォトグラファーの学校 学校長/通称:オグショウ)
一般社団法人日本ニューボーンフォトグラファー協会 代表理事。経営コンサルタント。現在5社経営。わが子を撮影するために購入した3万円のカメラ1台で、そのまま写真館をオープンし、その後に出張撮影を開始。2017年、カメラマンを育成する「カメラマン全力授業」「フォトグラファーの学校」を全国で開始し、卒業生は1,400名。日本初のセルフウェディングフォトスタジオ「SELDING」を沖縄に2店舗経営。経営コンサルタントとして3,000人以上を支援。著書に『増補改訂版 副業するならカメラマン』(フォレスト出版)。
この記事は、小椋翔さんの著書・セミナー・受講生へのインタビューと、各サービスの公式情報をもとに構成しています。
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