出張撮影とは別に、レタッチ(写真の仕上げ)だけを請け負うという副業もあります。
自分でカメラを持って撮影に行く必要がありません。すでに撮られた写真を、パソコンで仕上げる仕事です。
大量処理・基礎補正と、1枚ずつの作り込みの2種類です。単価が高いほうは、来る件数が少なくなります。
1. 大量処理・基礎補正(単価は低いが数が多い)
EC商品写真、不動産写真、イベントスナップなどです。明るさや色味を整える基本的な補正で、1枚あたり数十円〜200円程度が目安です(@SOHO、2026年9月時点)。
1件で数百〜数千枚を発注されることが多く、プリセット(設定の一括適用)を使って処理時間を短縮できれば、まとまった金額になります。
2. 単価の高いレタッチ(手間もかかる)
ウェディング、ポートレート、広告用の写真です。1枚500円〜数千円が目安です(同上)。依頼者は、色味や明るさだけでなく、不要な写り込みの除去や、建物の歪み補正まで求めることがあります。
カメラの技術は要りません。必要なのは編集ソフトの操作で、Lightroomなら月1,480円から使えます。
代表的なソフトはAdobe Lightroomで、月額1,480円〜2,380円で使えます(カメラのトリセツ、2026年9月時点)。
自分の撮影を早く仕上げる手順はレタッチのやり方にまとめていますが、そこで説明した「同じ仕上がりに揃える」「部分修正は最後に」という考え方は、他人の写真を請け負うときにもそのまま使えます。
レタッチを軸にした働き方は、無料のオンライン講座の第2部でも扱っています。
クラウドソーシングサイトが定番の入口です。「画像加工」「RAW現像」で常に募集が出ています。
「画像加工」「写真編集」「RAW現像」「レタッチ」といった言葉で検索すると、常に一定数の募集が出ています(@SOHO、同上)。
応募の前に、10〜15点ほどのビフォーアフターを用意しておくと通りやすくなります。ジャンルを1つに絞らず、商品写真・人物写真・風景や物件の写真など、種類を散らしておくと幅広い案件に応募できます。
組み合わせられます。自分の撮影のレタッチに慣れていれば、その延長で他人の写真も仕上げられます。
繁忙期が七五三や成人式に集中する分野との組み合わせ方は、カメラマンの副業アイデア一覧にまとめました。
レタッチを含めた仕事の広げ方は、無料のオンライン講座の第2部でも扱っています。
出典:@SOHO、カメラのトリセツ(いずれも2026年9月時点。料金は変わることがあります)
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執筆:山野井 孝志(フォレスト出版)
柔道整復師。施術とコーチングの経験はあわせて5万件以上。セラピスト向けのセミナー事業で成約率を10%から60%に引き上げ、後輩のセミナー事業の立ち上げにも携わり、年商6,000万円のビジネスを構築。現在はフォレスト出版に在籍しています。
監修:小椋 翔(フォトグラファーの学校 学校長/通称:オグショウ)
一般社団法人日本ニューボーンフォトグラファー協会 代表理事。経営コンサルタント。現在5社経営。わが子を撮影するために購入した3万円のカメラ1台で、そのまま写真館をオープンし、その後に出張撮影を開始。2017年、カメラマンを育成する「カメラマン全力授業」「フォトグラファーの学校」を全国で開始し、卒業生は1,400名。日本初のセルフウェディングフォトスタジオ「SELDING」を沖縄に2店舗経営。経営コンサルタントとして3,000人以上を支援。著書に『増補改訂版 副業するならカメラマン』(フォレスト出版)。
この記事は、小椋翔さんの著書・セミナー・受講生へのインタビューと、各サービスの公式情報をもとに構成しています。
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