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ニューボーンフォトの講座を申し込む前に、自分で確かめられること

自宅のデスクでノートパソコンの講座ページを見ながら、ノートに書き出している手元

ニューボーンフォトの講座は数が多く、受講料も税込21,780円から990,000円まで幅があります(2026年10月26日に上位3校のページで確認)。比較サイトを読んでも、どの講座も良さそうに見えて、自分に合うものが決まりません。

決まらない理由は1つです。比べる前に、自分が何を買おうとしているのかが決まっていないからです。

この記事では、講座を比べる前に自分で確かめられることを5つ挙げます。どれも申し込む前に聞けることで、答えが返ってこない講座は、そこで判断がつきます。

ニューボーンフォトの講座は、何を教えているのか?

ポージング・ライティング・安全の3つです。 どの講座も、教える内容はこの3つに集まります。

教える内容何ができるようになるか
ポージングおくるみの巻き方、赤ちゃんを寝かせる角度、手足の置き方
ライティング窓からの自然光の使い方、やわらかい影の作り方
安全新生児の体の扱い、合成で撮るポーズ、撮影を中止する判断
(講座による)集客・価格設定料金表の作り方、SNSでの見せ方

このうち独学で代わりがきかないのは安全です。ポージングとライティングは作例を見て真似できますが、新生児の扱いは手で覚えるしかありません。

現役のニューボーンフォトグラファーが、こう書いています。

見様見真似では撮れませんしカラクリがいろいろあるため知らないと撮影は危険です。

(Yahoo!知恵袋 q10237500285 のベストアンサー。2026年10月25日に確認)

「カラクリ」と書かれているとおりです。 SNSで見る頬杖のポーズは、フォトグラファーが1枚で撮っているのではなく、2枚を合成して作っています(ニューボーンフォトは危険?公的なデータを探した結果)。

申し込む前に、何を聞けばいいのか?

5つあります。どれもメールか問い合わせフォームで聞けます。

1 実技は何時間あるのか?

講座の総時間ではなく、赤ちゃんに触れる時間です。

講座の総時間が同じでも、座学が長ければ実技は短くなります。動画教材が中心の講座では、実技が1日だけという組み方もあります。だから総時間ではなく、実技が何時間あるかを聞きます。

聞き方「実際に赤ちゃんを扱う実技は、合計で何時間ありますか」

2 安全は誰が教えているのか?

助産師や看護師、産科医が関わっているかどうかです。

講師が全員フォトグラファーだけという講座もあります。撮影の技術は教わりますが、新生児の体の扱いを医療の側から確認した内容かどうかは別です。

聞き方「安全の講義は、どんな資格を持った方が担当していますか」

3 卒業したあと、依頼はどう来るのか?

ここが一番大きい差になります。

形依頼の来方
認定者の紹介ページがある協会のサイトから問い合わせが回る場合がある
撮影チームに入れる講座を運営している会社の撮影を分担する
何もない自分で集めるしかない

3つ目が多数です。「何もない」が悪いのではなく、その場合は集客を自分でやる前提になるということです。

聞き方「受講後、協会やスクールから撮影の依頼が回ることはありますか。実際に回った例はありますか」

4 どこまでで終わりなのか?

入門・初級・中級・上級・マスターのように段階が分かれている講座があります。入門だけで仕事を受けられるのか、上まで進まないと認定が出ないのかを確認します。

受講した人の投稿に、こうあります。

ニューボーンやベビーフォトやベビマなど、すべて資格が別になるので全部とると100万ぐらいになります。

(Yahoo!知恵袋 q10259946210。2026年10月25日に確認)

聞き方「このコースだけで撮影の仕事を受けられますか。追加で取る必要がある認定はありますか」

5 道具は何をいくらで揃えるのか?

受講料と別にかかります。

ニューボーンフォトはかなりの撮影セットがありますし、写真がマンネリ化しないように道具も増やし続ける必要があります。
カメラ以外に最初にある程度セットを揃えるのに、そこそこお金がかかります… そしてなかなかの量になります。

(Yahoo!知恵袋 q10237500285 のベストアンサー。2026年10月25日に確認)

聞き方「受講料のほかに、最初に揃える道具はいくらぐらいですか。貸し出しはありますか」

比較サイトを見る前に、自分で決めておくこと

5つを聞く前に、自分の側で決めておくことがあります。これが決まっていないと、どの答えを聞いても判断できません。

1 撮るのは自分の子か、仕事にするのか
自分の子だけなら、安全の講座1つで足ります。仕事にするなら、集客と価格設定が要ります。

2 いつから受けるのか
講座を受けてから最初の1件までに、作例を作る時間が要ります。3か月後なのか1年後なのかで、選ぶコースが変わります。

3 いくらまで出せるのか
件数に直すと決めやすくなります(ニューボーンフォトの資格費用はいくら?何件撮れば戻るかで考える)。

コース選びを相談した人に、現役の人がこう答えています。

なんのために学ぶんですか? 生計を立てるためですか?

(Yahoo!知恵袋 q11237494336 のベストアンサー。2026年10月25日に確認)

この問いに答えられると、コースは絞れます。 答えられないうちは、どの講座を見ても決まりません。

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オンラインの講座でも身につくのか?

ポージングとライティングは身につきます。安全は実技が要ります。

オンライン講座は動画で何度も見返せるので、巻き方の手順を覚えるには向いています。一方で、新生児の首や関節の扱いは、力の加減を手で覚える部分です。

オンライン中心の講座を選ぶ場合は、実技がどこかに1回でも入っているかを確認してください。モニター撮影に同行する形を用意している講座もあります。

講座を受けずに始めることはできるのか?

できます。ニューボーンフォトに国家資格はないので、無資格で撮影料を受け取っても法律に触れません(ニューボーンフォトに国家資格はない|依頼するママが見ている3つ)。

ただし、新生児に限っては独学を勧めません。 上の「カラクリ」の話が理由です。知らないまま同じ構図を真似すると、赤ちゃんに負担がかかります。

安全だけを扱う講座は、ポージング全体を教える講座より安く設定されていることがあります。全部入りのコースを選ぶ前に、安全だけの講座を探してみてください。

よくある質問

カメラ未経験でも受けられますか?
受けられます。入門コースにカメラの基本操作が入っている講座があります。ただし、カメラの操作と新生児の扱いを同時に覚えることになるので、時間はかかります。

子育て中でも通えますか?
オンライン中心の講座か、実技が1〜2日にまとまっている講座を選ぶと動きやすくなります。託児を用意している講座もあるので、問い合わせのときに聞いてください。

講座を受けたら、すぐに依頼を受けられますか?
作例が要ります。受講直後は撮った写真が自分の子や知り合いの赤ちゃんだけなので、モニター撮影を数件挟む人が多いです。モニター価格で撮る場合は、宣伝に使うことを先に伝えてください(Yahoo!知恵袋 q11257318446 の回答より)。

無料説明会に行くと、断りにくくなりませんか?
聞く内容を決めてから行くと、その場で判断しやすくなります。上の5つをメモして持っていってください。

複数の講座を受ける人はいますか?
います。1つの講座で学んだあと、別の講師のワークショップに出る形です。ベストアンサーにも「たくさんの方のワークショップを受けた方が上手くもなりますし知識も増えます」とあります(Yahoo!知恵袋 q10237500285)。

まとめ

  • 講座が教えているのはポージング・ライティング・安全の3つ
  • このうち独学で代わりがきかないのは安全。新生児の扱いは手で覚える部分が大きい
  • 申し込む前に聞くことは5つ
  • 実技は何時間か(総時間ではなく赤ちゃんに触れる時間)
  • 安全は誰が教えているか(助産師・看護師・産科医が関わっているか)
  • 卒業後に依頼が回るか(紹介ページ・撮影チーム・何もない、のどれか)
  • どこまでで終わりか(追加の認定が要るか。100万円になる例がある)
  • 道具はいくらか(受講料とは別にかかる。増え続ける)
  • 自分の側で先に決めるのは自分の子か仕事か・いつから・いくらまで
  • 「なんのために学ぶんですか」に答えられると、コースは絞れる
  • オンラインでもポージングとライティングは身につく。安全は実技が1回でも入っているか確認する
  • 講座を受けずに始めることはできるが、新生児に限っては勧めない

講座を比べる前に、聞くことを5つ決める。それだけで、見え方が変わります。

関連記事:ニューボーンフォトに国家資格はない|依頼するママが見ている3つ/ニューボーンフォトは危険?公的なデータを探した結果/カメラマンになる

※引用した質問と回答は、Yahoo!知恵袋の公開ページから2026年10月25日に確認したものです。投稿者個人の経験であり、すべての講座に当てはまるものではありません。

※講座の内容と受講料は変わります。申し込む前に、各協会・各スクールの最新の案内を確認してください。

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執筆:山野井 孝志(フォレスト出版)

柔道整復師。施術とコーチングの経験はあわせて5万件以上。セラピスト向けのセミナー事業で成約率を10%から60%に引き上げ、後輩のセミナー事業の立ち上げにも携わり、年商6,000万円のビジネスを構築。現在はフォレスト出版に在籍しています。

監修:小椋 翔(フォトグラファーの学校 学校長/通称:オグショウ)

一般社団法人日本ニューボーンフォトグラファー協会 代表理事。経営コンサルタント。現在5社経営。わが子を撮影するために購入した3万円のカメラ1台で、そのまま写真館をオープンし、その後に出張撮影を開始。2017年、カメラマンを育成する「カメラマン全力授業」「フォトグラファーの学校」を全国で開始し、卒業生は1,400名。日本初のセルフウェディングフォトスタジオ「SELDING」を沖縄に2店舗経営。経営コンサルタントとして3,000人以上を支援。著書に『増補改訂版 副業するならカメラマン』(フォレスト出版)。

この記事は、小椋翔さんの著書・セミナー・受講生へのインタビューと、各サービスの公式情報をもとに構成しています。

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このサイトの監修者の本

『増補改訂版 副業するならカメラマン』小椋翔・著(フォレスト出版)

『増補改訂版 副業するならカメラマン』小椋翔・著(フォレスト出版/2026年2月)
このサイトで扱っている「需要を先に見つける」という考え方は、この本がもとになっています。