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カメラが苦手だった助産師が、助産院の事業に撮影を入れるまで

夕暮れのヤシの木の下で、子どもを抱き上げる家族のシルエット

埼玉県で、助産師をしながら家族写真とニューボーンフォトを撮っている方がいます。

いまは自分の助産院の事業のひとつに撮影を入れていて、他の助産院との差別化になっています。

ただ、始める前はこうでした。

カメラに関しては、もう全然、本当に触ったこともないし、できれば関わりたくないというか、私じゃない人がやればいいなって思ってたんですよね

「関わりたくない」から始まっています。

助産師をしながら撮影している方のインタビュー(約17分)

なぜ、苦手なことを始めたのですか?

きっかけは、お客様の一言でした。

出張着付けに行った時のお客様に、カメラマンさんと着付け師さんの調整をするのが、産後はすごい大変って言われて。私が苦手意識を取っ払ってカメラの勉強ができれば、お母さんたちの手間が一つなくなるんじゃないかな

「自分がやりたいから」ではありません。

産後のお母さんが、着付け師とカメラマンの日程をそれぞれ調整している。その手間を、自分が引き受ければ減らせる。

始めた理由が、そこにあります。

小椋翔さん(フォトグラファーの学校 校長)がいつも言っていることと、同じ順番です。

お腹が空いている人を見つけてから、おにぎりを売りに行く

技術を先に磨いたのではありません。 困っている人が先に見えていて、そこに必要だからカメラを始めています。

いま、どんな形で撮っていますか?

助産院の事業の一部です。

自分の助産院の中の事業の一つとして、カメラマンの仕事と着付けの仕事を入れてるんですね。助産院がする(新生児)フォトとか、沐浴、母乳相談のパックプランみたいなのを作って、他の助産院とちょっと差別化できてる

撮影だけを切り出していません。

沐浴、母乳相談、そして写真。お母さんが1か所で済むようにまとめてあります。

これは、カメラマンとして独立した人には作れない形です。助産師だから作れます。

自分の職業と写真を掛け合わせる考え方は、カメラマンになるには?にもまとめました。始め方の全体像は無料のオンライン講座の第1部で説明しています。

つまずいたことはありますか?

あります。依頼を1件、失っています。

自信がなさすぎて「あまりいい写真が撮れませんけど」みたいなことを言っちゃったことがあって。せっかくインスタグラムからご依頼いただいたのに、そのお客様に撮影してあげることができなかったんですよ

謙遜のつもりの一言でした。

同じ方が、こう続けています。

自分の中で、自信のなさが、やっぱり文章とかにもすごい出ていて

言葉の端に出ます。 相手はそれを読み取ります。

「あまりいい写真が撮れませんけど」と言われたお客様は、不安になって当然です。

対価を受け取ると決めたなら、できることを普通に伝える。 ここは技術とは別の話です。

いま、いちばん大事にしていることは?

撮影の前です。

事前準備が本当に9割大事

具体的には、こうしています。

必ず一度、電話を入れてます。お客様の声をしっかり聞いて、その上で、お互い少し和んだところで撮影に行かせてもらってる

当日に初めて声を聞かない。

産後のお母さんを撮る仕事です。当日いきなり知らない人が来るのと、一度話した人が来るのとでは、場の空気が違います。

この電話1本が、撮影の質を決めているということです。

撮影当日の進め方は子どもの写真の撮り方は?、赤ちゃんを撮るときの注意はニューボーンフォトは危険?にまとめています。

これから始める人へ

この方が最後に言っていたのは、これでした。

まずはそのスタートラインに立つっていうのがすごい大事

カメラに触ったこともなかった人の言葉です。

うまく撮れるようになってから始めるのではなく、始めてから必要なものを身につけている。 この記事で見てきたとおりの順番です。

写真を仕事にするまでの手順は、無料のオンライン講座で公開しています。全4部で、収益の試算まで入っています。登録はメールアドレスだけです。

この記事のまとめ

  • 始める前は「触ったこともないし、できれば関わりたくない」だった
  • きっかけはお客様の一言。産後に着付け師とカメラマンを別々に調整するのが大変だと聞いた
  • 自分が引き受ければ、お母さんの手間が1つ減る。 そこから始めている
  • いまは助産院の事業の一つ。沐浴・母乳相談とセットのプランにして差別化している
  • 自信のなさで依頼を1件失っている。「あまりいい写真が撮れませんけど」と言ってしまった
  • 自信のなさは文章にも出る。相手はそれを読み取る
  • いま大事にしているのは事前準備。「9割」
  • 必ず一度、電話を入れる。 当日に初めて声を聞かない
  • 「まずはスタートラインに立つことが大事」

※この記事は、ご本人へのインタビューをもとにしています。個人の事例であり、同様の成果を保証するものではありません。

ほかの卒業生の話は卒業生の話にまとめています。

執筆:山野井 孝志(フォレスト出版)

柔道整復師。施術とコーチングの経験はあわせて5万件以上。セラピスト向けのセミナー事業で成約率を10%から60%に引き上げ、後輩のセミナー事業の立ち上げにも携わり、年商6,000万円のビジネスを構築。現在はフォレスト出版に在籍しています。

監修:小椋 翔フォトグラファーの学校 学校長/通称:オグショウ)

一般社団法人日本ニューボーンフォトグラファー協会 代表理事。経営コンサルタント。現在5社経営。わが子を撮影するために購入した3万円のカメラ1台で、そのまま写真館をオープンし、その後に出張撮影を開始。2017年、カメラマンを育成する「カメラマン全力授業」「フォトグラファーの学校」を全国で開始し、卒業生は1,400名。日本初のセルフウェディングフォトスタジオ「SELDING」を沖縄に2店舗経営。経営コンサルタントとして3,000人以上を支援。著書に『増補改訂版 副業するならカメラマン』(フォレスト出版)。

この記事は、小椋翔さんの著書・セミナー・受講生へのインタビューと、各サービスの公式情報をもとに構成しています。

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このサイトの監修者の本

『増補改訂版 副業するならカメラマン』小椋翔・著(フォレスト出版)

『増補改訂版 副業するならカメラマン』小椋翔・著(フォレスト出版/2026年2月)
このサイトで扱っている「需要を先に見つける」という考え方は、この本がもとになっています。