『副業するならカメラマン』は、この本の主張だけが一人歩きしているところがあります。
帯の言葉が批判され、そこだけが引用されてきました。中身の話は、あまり出てきません。
この記事では、目次を1章ずつ並べます。 そして2019年の旧版と、2026年の増補改訂版で何が変わったのかを比べます。
※弊社(フォレスト出版)が出している本です。ですので、良い悪いの評価はしません。 何が書いてあるかだけを、目次のとおりに書きます。
| 著者 | 小椋翔(一般社団法人日本ニューボーンフォトグラファー協会 代表理事) |
| 出版 | フォレスト出版 |
| 初版 | 2019年6月(4刷・1万7000部) |
| 増補改訂版 | 2026年2月 |
| 構成 | 全8章 |
小椋さんは、わが子を撮影するために購入した3万円のカメラ1台で、そのまま写真館をオープンした人です。写真の学校は出ていません。経歴は小椋翔(オグショウ)とはにまとめました。
目次のとおりに並べます。
| 章 | 内容 |
|---|---|
| 第1章 | 副業するなら「カメラマン」がおすすめの4つの理由/月収20万円を目指せる3ステップ/撮影スタイルの選び方 |
| 第2章 | カメラ初心者から売上をつくる「最初の一歩」。カメラ設定の基本(シャッタースピード・絞り・ISO感度)/編集/SNS集客/初仕事の受注/納品 |
| 第3章 | ブランディングと集客。ポートフォリオのつくり方/AIDMAの法則/リピーターの仕組み/財務管理と税務の基本 |
| 第4章 | 「選ばれる写真」のための撮影力・表現力。構図・光・背景/自然な笑顔を引き出す会話/Lightroomでの色と明るさ/仕上げ方 |
| 第5章 | ニューボーンフォトグラファーという選択。市場/ママに向いている理由/看護師・助産師・保育士の資格が活きる |
| 第6章 | マーケティング。ペルソナ設計/USP/価格設計/イノベーター理論/ROIを意識した広告 |
| 第7章 | プレーヤー思考からオーナー思考へ。マッチングサイト攻略/メタ広告の設定/クレーム対応/パートナーシップ |
| 第8章 | 目標設定とマインドセット。事業計画書の書き方/決断力/ビジョン |
8章のうち、第2章と第4章が撮影そのものの話です。
帯にはそう書かれていました。 旧版の帯です。
1日2時間の仕事で、テクニックもセンスも不要で年収1000万円
ここが批判されました。写真を仕事にしてきた方からすれば、自分が積み上げてきたものを「不要」と言われたに等しいからです。経緯は『副業するならカメラマン』はなぜ炎上したのかに書きました。
ただ、目次を見ると、第4章がまるごと撮影技術です。
技術が要らないとは書かれていません。
ここがいちばん大きな違いです。
2019年の旧版の目次を見ると、中心にあるのは稼ぎ方と考え方でした。
撮影技術の項目は、ほとんどありません。
増補改訂版では、第4章がまるごと撮影技術に充てられています。 さらに次の章も加わりました。
帯の言葉に寄せた本から、手順を書いた本に寄っています。
目次から読み取れる範囲で書きます。
向いている人
写真を仕事にする手順そのものは、無料のオンライン講座でも公開しています。全4部で、収益の試算まで入っています。
向いていない人
本の考え方(需要を先に見つけて、必要な技術をあとから身につける)を、実際の手順に落としたものは無料のオンライン講座で公開しています。
なお、弊社が出している本なので、この記事は中立ではありません。 そのうえで、目次に書かれていないことは書いていません。判断は増補改訂版のページでご自身でお願いします。
※本に出てくる金額(年収1000万円・時給5万円など)は個人の事例であり、同様の成果を保証するものではありません。 税務や制度に触れている箇所は、実際の手続きの前に最新の要件をご自身で確認してください。
始め方そのものはカメラマンになるには?、分野の選び方はフォトグラファーになるには?にまとめています。
この記事をシェアする
執筆:山野井 孝志(フォレスト出版)
柔道整復師。施術とコーチングの経験はあわせて5万件以上。セラピスト向けのセミナー事業で成約率を10%から60%に引き上げ、後輩のセミナー事業の立ち上げにも携わり、年商6,000万円のビジネスを構築。現在はフォレスト出版に在籍しています。
監修:小椋 翔(フォトグラファーの学校 学校長/通称:オグショウ)
一般社団法人日本ニューボーンフォトグラファー協会 代表理事。経営コンサルタント。現在5社経営。わが子を撮影するために購入した3万円のカメラ1台で、そのまま写真館をオープンし、その後に出張撮影を開始。2017年、カメラマンを育成する「カメラマン全力授業」「フォトグラファーの学校」を全国で開始し、卒業生は1,400名。日本初のセルフウェディングフォトスタジオ「SELDING」を沖縄に2店舗経営。経営コンサルタントとして3,000人以上を支援。著書に『増補改訂版 副業するならカメラマン』(フォレスト出版)。
この記事は、小椋翔さんの著書・セミナー・受講生へのインタビューと、各サービスの公式情報をもとに構成しています。
月・水・金・日の18時30分。撮り方の手順、料金の決め方、依頼の受け方。1通5分で読み終わる分量です。購読は無料で、解除はいつでもできます。