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元・公務員が撮る側になって変わったのは「ありがとうの数」

街中のポートレート(花柄)

横浜・鎌倉あたりで、人物撮影を中心に活動している方がいます。

横浜は鎌倉あたりで、人物撮影を中心に撮影させていただいています。マタニティから、(中略)人の何かにまつわることが主なフォーカス

マタニティから終末期まで。 人の節目を撮る仕事です。

この方は、もともと行政職の公務員でした。

元・行政職の公務員として働いていた方のインタビュー(約9分)

いちばん変わったことは?

答えは、収入ではありませんでした。

ありがとうをいただく数が増えたことですね

そして、前職との違いをこう説明しています。

前は行政職の公務員だったんですけど、できて当たり前という世界だったので、できなかったり、失敗したり、忘れたりすると、もうただ叱りを受ける。そういったものと180度変わっている

「できて当たり前」。

行政の仕事は、正確にできて当然とされます。できたことは評価されず、できなかったときだけ指摘される。

撮影の仕事は逆でした。撮れば、お客様から直接「ありがとう」が返ってきます。

小椋翔さん(フォトグラファーの学校 校長)が繰り返し言っていることと重なります。

ビジネスとは、ありがとうの数

同じことを、前職と比べた人の言葉で聞くと、意味がはっきりします。

いいことばかりですか?

そうではありません。 同じ方が、はっきり言っています。

フリーですから、全ては自分で責任を負わなきゃいけない。結果は自分で負わなきゃいけないという部分は、やっぱりプレッシャーですね

公務員は、組織が責任を持ちます。 フリーランスは、自分です。

撮り直しがきかない現場で、機材が壊れても、天候が崩れても、結果は自分が負う。

このプレッシャーは、収入が増えても消えません。先に知っておくべきことです。

フリーランスとして守られる仕組みと、守られない部分はフリーランスカメラマンの実際は?にまとめました。

体調に不安がある場合は?

この方は、そこも話しています。

体調にちょっとハンディーがあるので、それは言い訳にはしたくないんですけども、できる仕事やできる撮影をちょっと絞って活動している

「絞る」という言い方をしています。

やめるのでも、無理をするのでもなく、受ける範囲を自分で決める。

これはフリーランスにしかできないことです。組織にいると、仕事は選べません。

撮影の仕事は、受ける件数と種類を自分で決められます。 平日だけ、屋内だけ、1日1件だけ、という組み方ができます。

その組み立て方は無料のオンライン講座の第2部で、実際の1日の流れと一緒に説明しています。

働き方の組み立て方は副業カメラマンは稼げる?でも扱いました。

これから何をしたいですか?

この答えが、この方の仕事の中身を表しています。

私は写真撮ることがすごく苦手なのっていう人に対して、どんな風にアプローチしたらいいかっていうことを、ちょっと極めてみたい

撮られるのが苦手な人をどう撮るか。

技術を上げたい、有名になりたい、ではありません。目の前の人の困りごとを、もう一段深く解こうとしています。

マタニティから終末期まで撮る人が行き着いた先が、ここでした。

公務員から転職する場合の注意

在職中に副業として始める場合は、制度の確認が要ります。

令和8年4月1日から、国家公務員の自営兼業の制度が変わりました。典型例に「写真の販売」が挙がる一方で、アプリ等に登録して定型化されたサービスを個人として提供する形態は「想定していない」と明記されています。

出張撮影のマッチングサイトへの登録がこれに当たると読むのが自然です。詳しくは公務員は副業でカメラマンになれる?にまとめました。

地方公務員は別の制度です。必ずご自身の所属先の規程で最新の要件を確認してください。

この記事のまとめ

  • 元は行政職の公務員。いまは横浜・鎌倉で人物撮影。マタニティから終末期まで
  • いちばん変わったのは収入ではなく、「ありがとうをいただく数
  • 前職は「できて当たり前」の世界。できなければ叱られるだけだった。そこから180度変わった
  • ただしプレッシャーはある。「全ては自分で責任を負わなきゃいけない」
  • 体調にハンディがあり、「できる仕事やできる撮影を絞って」活動している
  • 受ける範囲を自分で決められるのは、組織にいるとできないこと
  • これからやりたいのは「写真を撮るのがすごく苦手な人へのアプローチを極めること」

写真を仕事にするまでの手順は、無料のオンライン講座で公開しています。全4部で、収益の試算まで入っています。

※この記事は、ご本人へのインタビューをもとにしています。個人の事例であり、同様の成果を保証するものではありません。

ほかの卒業生の話は卒業生の話にまとめています。

執筆:山野井 孝志(フォレスト出版)

柔道整復師。施術とコーチングの経験はあわせて5万件以上。セラピスト向けのセミナー事業で成約率を10%から60%に引き上げ、後輩のセミナー事業の立ち上げにも携わり、年商6,000万円のビジネスを構築。現在はフォレスト出版に在籍しています。

監修:小椋 翔フォトグラファーの学校 学校長/通称:オグショウ)

一般社団法人日本ニューボーンフォトグラファー協会 代表理事。経営コンサルタント。現在5社経営。わが子を撮影するために購入した3万円のカメラ1台で、そのまま写真館をオープンし、その後に出張撮影を開始。2017年、カメラマンを育成する「カメラマン全力授業」「フォトグラファーの学校」を全国で開始し、卒業生は1,400名。日本初のセルフウェディングフォトスタジオ「SELDING」を沖縄に2店舗経営。経営コンサルタントとして3,000人以上を支援。著書に『増補改訂版 副業するならカメラマン』(フォレスト出版)。

この記事は、小椋翔さんの著書・セミナー・受講生へのインタビューと、各サービスの公式情報をもとに構成しています。

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このサイトの監修者の本

『増補改訂版 副業するならカメラマン』小椋翔・著(フォレスト出版)

『増補改訂版 副業するならカメラマン』小椋翔・著(フォレスト出版/2026年2月)
このサイトで扱っている「需要を先に見つける」という考え方は、この本がもとになっています。