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レストランの写真の撮り方|飲食店の撮影が仕事になる

テーブルの上の小物(暗め)

「レストラン 写真 撮り方」で調べると、店主が自分のスマホで撮る方法しか出てきません。

アングルの角度、逆光の使い方、湯気や照りの出し方。どれも役に立つ情報です。

ただ、同じ技術を仕事として受ける側の視点で書いたものは見当たりませんでした。

なぜ、この分野が注目されていますか?

七五三やウェディングは人を撮る仕事ですが、飲食店の撮影はお店そのものが被写体になります。

一方、飲食店や地域のお店の撮影は、人物ではなくお店そのものが被写体になります。フォト学の校長は、地域の飲食店やお店の撮影も店側とwin-winの関係を作りやすく、子どもの撮影に抵抗がある年齢層には、こちらの方向のほうが向いている場合がある、と説明しています。

実際、この技術の土台を作った技術講師は、もともと家族写真より物撮り(商品や小物を撮る仕事)を専門にしていたとフォト学では説明しています。ストロボの使い方など、家族写真より先に磨かれてきた技術です。詳しくはストロボの使い方にまとめました。

実際の相場は、いくらですか?

料理写真6〜10点で23,750〜30,000円が目安です(業者26選の比較、2026年9月時点)。

店内の撮影は、9,500〜12,000円が目安です。

  • 2時間・カット数無制限で25,000円という例
  • 2時間40,000円から、終日パックは85,000円という例

七五三の出張撮影と近い水準です。出張撮影の料金相場と比べても、大きく外れた金額ではありません。

何を撮ることになりますか?

料理、店内、外観・料理人の3つを撮ります。1回の撮影で用途が複数にまたがります。

  • 料理:メニュー・グルメサイト・SNS用
  • 店内:内装、雰囲気が伝わるカット
  • 外観・料理人:看板、店の顔となる1枚

用途が複数にまたがるのが特徴です。同じ日の撮影データが、メニュー表にもホームページにもSNSにも使われます。

撮影の技術は、七五三と何が違いますか?

相手が動きません。そのぶん、約45度のアングルや逆光の使い方といった型が効いてきます。

人物撮影では、表情やタイミングを追いかける必要があります。料理や店内の撮影は、光の当て方と構図をこちらで完全にコントロールできます。

  • 約45度のアングル(アイレベル)が、料理撮影でもっとも標準的な角度です
  • 逆光で撮ると、シロップやフルーツに照りが出て、シズル感が出ます
  • 湯気や、チーズが伸びる瞬間など、動きのあるタイミングを狙うとライブ感が出ます

(TAMRON 料理写真の撮り方、ミツモア 料理の撮り方、2026年9月時点)

光を操る技術がそのまま生きる分野です。ストロボの跳ね返し方や、白バランスの調整は、ストロボの使い方で説明した内容と同じ延長線上にあります。

レストランの写真を仕事にする場合の考え方は、無料のオンライン講座の第2部でも扱っています。

納品後のレタッチは、家族写真と同じですか?

手を入れる場所が違います。家族写真は肌や表情を直しますが、料理は色と照りを直します。

料理写真で最優先になるのは、色味の再現性です。

実際の色より美味しそうに見せることと、注文したときに「写真と違う」と思われないことの、両方が要ります。やりすぎたレタッチは、飲食店の依頼ではむしろ嫌われます。

仕上げの基本的な考え方はレタッチのやり方にまとめました。

どこから依頼を取ればいいですか?

検索している店主自身に、直接声をかけるところから始められます。写真の必要性に気づいている人です。

出張撮影のマッチングサイト経由で依頼を探す方法は出張撮影の料金相場、地域のつながりから依頼を広げる考え方は出張撮影で選ばれるのはどんな人?にまとめています。

この記事のまとめ

  • 「レストラン 写真 撮り方」の検索結果は、店主が自分で撮るためのハウツーばかり
  • 実際には、同じ技術を仕事として受けている人がいる
  • 料理写真の相場は1回23,750〜30,000円、店内撮影は9,500〜12,000円が目安
  • 被写体が動かないぶん、光の当て方と構図を完全にコントロールできる分野
  • レタッチは色味の再現性が最優先。やりすぎは嫌われる
  • 子どもの撮影に抵抗がある層にも、win-winな関係を作りやすい分野として校長が挙げている

飲食店・お店の撮影を仕事にする場合の始め方は、無料のオンライン講座の第2部にまとめています。

出典:飲食店の写真撮影に強いおすすめの業者26選、TAMRON、ミツモア(いずれも2026年9月時点。料金は変わることがあります)

執筆:山野井 孝志(フォレスト出版)

柔道整復師。施術とコーチングの経験はあわせて5万件以上。セラピスト向けのセミナー事業で成約率を10%から60%に引き上げ、後輩のセミナー事業の立ち上げにも携わり、年商6,000万円のビジネスを構築。現在はフォレスト出版に在籍しています。

監修:小椋 翔(フォトグラファーの学校 学校長/通称:オグショウ)

一般社団法人日本ニューボーンフォトグラファー協会 代表理事。経営コンサルタント。現在5社経営。わが子を撮影するために購入した3万円のカメラ1台で、そのまま写真館をオープンし、その後に出張撮影を開始。2017年、カメラマンを育成する「カメラマン全力授業」「フォトグラファーの学校」を全国で開始し、卒業生は1,400名。日本初のセルフウェディングフォトスタジオ「SELDING」を沖縄に2店舗経営。経営コンサルタントとして3,000人以上を支援。著書に『増補改訂版 副業するならカメラマン』(フォレスト出版)。

この記事は、小椋翔さんの著書・セミナー・受講生へのインタビューと、各サービスの公式情報をもとに構成しています。

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このサイトの監修者の本

『増補改訂版 副業するならカメラマン』小椋翔・著(フォレスト出版)

『増補改訂版 副業するならカメラマン』小椋翔・著(フォレスト出版/2026年2月)
このサイトで扱っている「需要を先に見つける」という考え方は、この本がもとになっています。