七五三やウェディングと同じ「振袖・袴を撮る仕事」に、成人式の前撮りがあります。
大手スタジオ、地域の写真館、そしてフリーカメラマン。同じ前撮りでも、依頼先によって相場が大きく違います。
全体は3万〜10万円、フリーカメラマンだけなら1万〜4万円です(ミツモア、2026年9月時点)。
大手スタジオは、振袖のレンタル・着付け・ヘアメイク・撮影・アルバムまでを1つのパッケージで提供します。フリーカメラマンが受けるのは、その中の「撮影」だけです。
パッケージの一部だけを頼めることが、価格差の理由です。
すでに振袖も美容室も決まっていて、撮影だけが足りない人がいるからです。この依頼を受けている個人カメラマンがいます。
その人は、こう説明しています。
成人式の前撮り、撮影だけ好きなカメラマンに頼める?
(Maity Photography、2026年9月時点。愛知・豊明を拠点に全国で出張撮影をしている個人カメラマンの記事)
大手スタジオのパッケージには、決まった型があります。ロケーションが決まったスタジオのセットに限られたり、撮影時間が区切られていたりします。
個人カメラマンには、この制約がありません。
スタジオや写真館の撮影よりも、「こんな風に撮影してほしい」という要望に対応してくれる
(ミツモア、同上)
神社や公園でのロケーション撮影、友人同士でのグループ撮影など、パッケージにない要望が個人カメラマンに流れてきます。
神社での撮影許可の確認は神社の撮影許可は必要?、公園については公園の撮影許可は必要?にまとめています。
成人式の前年、9月から翌1月にかけてです。本番は1月の第2月曜で、その数ヶ月前に行われます。
前撮りは、成人式本番(1月の第2月曜)の数ヶ月前に行われます。振袖や美容室の予約は早いうちから埋まっていくため、検索が動くのも本番の1年近く前からです。
七五三が10月・11月に集中するのとは別のシーズンです。両方を受けられれば、繁忙期を1つに絞らずに済みます。七五三の受け方は七五三写真の撮り方にまとめました。
複数のシーズンを組み合わせる考え方は、無料のオンライン講座の第2部でも扱っています。
着物の柄と、屋外の光の相性です。振袖は色も柄も情報量が多いので、背景を整理する必要があります。
振袖は色も柄も情報量が多い衣装です。逆光やレースカーテン越しの柔らかい光では、柄が潰れて見えなくなることがあります。
はっきりした光で、柄の輪郭を残すことを優先します。この考え方は、七五三の着物撮影とも共通しています。七五三写真の撮り方の「着物は、どう写せばいいですか?」で説明した内容がそのまま使えます。
成人式シーズンの受け方は、無料のオンライン講座の第2部でも扱っています。
出典:ミツモア、Maity Photography(いずれも2026年9月時点。料金は変わることがあります)
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執筆:山野井 孝志(フォレスト出版)
柔道整復師。施術とコーチングの経験はあわせて5万件以上。セラピスト向けのセミナー事業で成約率を10%から60%に引き上げ、後輩のセミナー事業の立ち上げにも携わり、年商6,000万円のビジネスを構築。現在はフォレスト出版に在籍しています。
監修:小椋 翔(フォトグラファーの学校 学校長/通称:オグショウ)
一般社団法人日本ニューボーンフォトグラファー協会 代表理事。経営コンサルタント。現在5社経営。わが子を撮影するために購入した3万円のカメラ1台で、そのまま写真館をオープンし、その後に出張撮影を開始。2017年、カメラマンを育成する「カメラマン全力授業」「フォトグラファーの学校」を全国で開始し、卒業生は1,400名。日本初のセルフウェディングフォトスタジオ「SELDING」を沖縄に2店舗経営。経営コンサルタントとして3,000人以上を支援。著書に『増補改訂版 副業するならカメラマン』(フォレスト出版)。
この記事は、小椋翔さんの著書・セミナー・受講生へのインタビューと、各サービスの公式情報をもとに構成しています。
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