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車の撮影スポットは、どこなら停めて撮れるのか?

夜の湾岸の高架道路と街の明かり

「車 撮影スポット」で調べると、場所の名前がずらりと出てきます。ただ、行ってみると撮れないことがあります。

車の撮影は、ふつうの写真と違って車体をその場所に入れる必要があります。だから条件が2つになります。車を入れていいか。そして、撮っていいか。 どちらも決めているのは、その場所の管理者です。

名前の並んだ記事だけを見て行くと、現地で断られます。 確かめ方から書きます。

車の撮影スポットは、なぜ減っているのですか?

混む時期ほど、まず駐車場が閉じられるからです。代々木公園は桜の時期に撮影を全面禁止しました。

代々木公園は、2026年の桜の時期に、こう告知しています。

一時占用許可が必要な「写真撮影」「映像撮影」を下記期間全面的に禁止

全面禁止は3月20日から4月12日までの金・土・日(3月20日・21日・22日、27日・28日・29日、4月3日・4日・5日、10日・11日・12日)。

そして駐車場は、3月20日から4月12日まで通しで「写真撮影」が禁止です。

(出典:『桜花期』公園内の一時占用許可が必要な撮影禁止のお知らせ(東京都公園協会、2026年2月1日掲載))

代々木公園は、ふだんは土日祝日でも撮影許可が下りる公園です。その公園が、桜の時期だけは駐車場ごと閉じます。いちばん撮りたい時期に撮れなくなるのが、この分野の実情です。

📍 代々木公園の駐車場を地図で見る

公園に車を入れて撮れますか?

入れられる公園は、ごく限られます。横浜市の都心部公園は、商業撮影に使用料を設定しています。

横浜市の都心部公園(西区・中区の大規模な公園など)を見ると、はっきりしています。

内容
許可が要る撮影業として行う広告写真または映画の撮影その他これらに類する行為/一時的に公園の全部または一部を独占して使用する撮影
使用料(商業撮影)写真 15,000円/動画 30,000円
使用料(商業以外で独占使用)3,900円
商業撮影の曜日土日祝日は不可(ウェディング写真は山下公園に限り土日祝日も許可)
車両の乗り入れ元町公園・山手イタリア山庭園のみ。1台1時間400円

(出典:横浜市都心部公園担当所管公園の撮影手続きについて(横浜市))

車両の乗り入れが認められているのは2か所だけです。 海沿いで有名な山下公園は、撮影の手続きはあっても車を入れる話ではありません。

📍 山下公園を地図で見る
📍 元町公園を地図で見る
📍 山手イタリア山庭園を地図で見る

1台1時間400円という条件が公開されているところが貴重です。多くの公園は、そもそも車を入れる想定がありません。

撮っていい場所は、どう見分けるのですか?

公道、私有地、公園の3つに分けて考えると早いです。それぞれ判断する相手が違います。

  • 公道 道路交通法の対象です。撮影のために停めれば、駐停車の違反に問われることがあります
  • 私有地(商業施設の駐車場、サービスエリアなど) 管理者の判断です。断りなく撮っていると、退去を求められることがあります
  • 公園 占用許可の対象です。上で見たとおり、料金と曜日が決まっています

見分けがつかないときは、その場所の管理者に電話して4つ聞きます。

  1. 車を入れられますか
  2. 撮影に許可が要りますか
  3. 料金はいくらですか
  4. 曜日と時間の制限はありますか

公園の場合、管理者は市区町村とは限りません。都立・区立・国営・国民公園で、判断の軸がそれぞれ違います。区役所に聞いても都立公園の答えは出ません。

地図で場所を確かめるには?

行く前に、地図で入口と駐車場を見ておきます。駐車場が敷地内にあるかで、動き方が変わります。

この記事では、スポットごとに📍のリンクを置いています。押すとGoogleマップでその場所が開きます。見るのは3つです。

  • 駐車場が敷地内にあるか(離れた有料駐車場しかないことがあります)
  • 入口がどこか(大きな公園は入口で入れる車種が変わります)
  • 周辺の道幅(住宅街の細い道だと、停めた時点で迷惑になります)

ストリートビューまで見ておくと、当日に迷いません。「現地に着いてから探す」のが、いちばん時間を失います。

車がきれいに写るのは、いつですか?

光が回っている時間帯です。曇りの日、日陰、朝と夕方は、ボディの面が素直に出ます。

  • 日中の直射は、ボディに空と周囲が映り込みます。テカりも強く出ます
  • 曇りの日、日陰、朝と夕方は、面が素直に出ます
  • 夜は街灯やビルの光が車体に流れます。ただし三脚が要ります

三脚は、場所によって持ち込めないことがあります。公園では固定式のレフ板や三脚が禁止されていることがありますので、撮り方を決める前に条件を見てください。

各施設と自治体の案内は2026年9月に確認したものです。
料金も禁止事項も改定されます。行く前に、必ず管理者の最新の案内をご自身で確認してください。

撮り方そのものは、公式メールマガジンでも扱っています。

この記事のまとめ

  • 車の撮影は「車を入れていいか」と「撮っていいか」の2つで決まる
  • 代々木公園は2026年3月20日〜4月12日、駐車場での写真撮影を禁止。金土日は公園全体が全面禁止
  • 横浜市の都心部公園で車両を入れられるのは元町公園・山手イタリア山庭園の2か所だけ。1台1時間400円
  • 商業撮影は写真15,000円・動画30,000円、土日祝日は不可(ウェディングは山下公園のみ可)
  • 土地は公道・私有地・公園の3つに分けて考える
  • 管理者に聞くのは4つ。車を入れられるか/許可が要るか/料金/曜日と時間
  • 行く前に地図で駐車場・入口・周辺の道幅を見ておく
  • 光は曇り・日陰・朝夕が扱いやすい。夜は三脚が要るが、持ち込めない場所がある

撮り方・仕事のありか・値段の決め方は、公式メールマガジンで曜日ごとに分けて隔日でお届けしています。登録はメールアドレスだけです。

執筆:山野井 孝志(フォレスト出版)

柔道整復師。施術とコーチングの経験はあわせて5万件以上。セラピスト向けのセミナー事業で成約率を10%から60%に引き上げ、後輩のセミナー事業の立ち上げにも携わり、年商6,000万円のビジネスを構築。現在はフォレスト出版に在籍しています。

監修:小椋 翔(フォトグラファーの学校 学校長/通称:オグショウ)

一般社団法人日本ニューボーンフォトグラファー協会 代表理事。経営コンサルタント。現在5社経営。わが子を撮影するために購入した3万円のカメラ1台で、そのまま写真館をオープンし、その後に出張撮影を開始。2017年、カメラマンを育成する「カメラマン全力授業」「フォトグラファーの学校」を全国で開始し、卒業生は1,400名。日本初のセルフウェディングフォトスタジオ「SELDING」を沖縄に2店舗経営。経営コンサルタントとして3,000人以上を支援。著書に『増補改訂版 副業するならカメラマン』(フォレスト出版)。

この記事は、小椋翔さんの著書・セミナー・受講生へのインタビューと、各サービスの公式情報をもとに構成しています。

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このサイトの監修者の本

『増補改訂版 副業するならカメラマン』小椋翔・著(フォレスト出版)

『増補改訂版 副業するならカメラマン』小椋翔・著(フォレスト出版/2026年2月)
このサイトで扱っている「需要を先に見つける」という考え方は、この本がもとになっています。