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福岡空港の撮影スポットは?仕事なら7営業日前に申請

夕暮れの空港の滑走路と誘導灯

福岡空港の撮影スポットは、12か所まで細かく紹介されている記事があります。 展望デッキから、周辺の公園や歩道橋まで並んでいます。

ただ、仕事として撮る条件を書いた記事が見当たりません。福岡国際空港と福岡市の公式の記載で確かめました。

結論から書くと、取材料は平日1時間20,000円からで、7営業日前までに申請します。

個人で撮るなら、申請は要りますか?

要りません。 福岡空港は「個人による撮影について、申込は必要ありません」と書いています。

趣味で飛行機を撮る、家族の記念に撮るという範囲なら、申込の対象になりません。

個人による撮影について、申込は必要ありません。

(出典:個人による撮影について(福岡空港)、2026年10月22日に確認したものです)

SNSへの投稿についても、福岡空港が1行だけ添えています。

SNS等インターネット上で公開する場合は、お客さまご自身の責任でお願いします。

なぜ、フリーランスでも申込が要るのですか?

福岡空港が「個人事業主」を名指しで申込の対象に入れているからです。 法人と同じ側に入ります。

法人等(個人事業主含む)が福岡空港で取材・撮影を行う場合は、以下より事前申込が必要となります

(出典:取材・撮影申込(福岡空港)、2026年10月22日に確認)

取材・撮影申込とは、福岡国際空港の広報課に出す事前の申請のことです。 申請フォームから出します。

「個人事業主含む」という書き方が、ほかの施設と違います。 羽田空港は「SNS等で収益化を伴う撮影やライブ配信」という線引きで、何をするかで決まります。福岡空港は、立場で決まります。

開業届を出していれば、趣味の撮影に見えても申込の側です。 屋号で仕事を受けている人は、ここに当たります。

取材料は、いくらですか?

平日の1時間以下で20,000円です。 福岡国際空港が、1名から10名までの区分で、税込の金額を出しています。

平日9:00〜17:30の基本料金です(1名〜10名の場合)。

取材時間1名〜10名11名〜20名
〜1時間以下20,000円30,000円
〜2時間以下30,000円40,000円
〜3時間以下40,000円50,000円
〜4時間以下50,000円60,000円
〜5時間以下60,000円70,000円
5時間超1時間ごとに10,000円の追加―

時間外は1.3倍です。 1時間以下が26,000円、2時間以下が39,000円になります。

(出典:福岡空港取材料について(福岡国際空港株式会社)、2021年5月1日版。2026年10月22日に確認)

人数の数え方に気をつけてください。

取材人数は、当日の取材全ての参加者(出演者、カメラマン、スタッフ、エキストラ等)を指します。

被写体も人数に入ります。 カメラマン1名と家族4名なら5名で、1名〜10名の区分です。

過去3か月以内に同じ内容で実績があると、割引があります。 広報課(092-623-0611)に聞く形です。

いつまでに申請するのですか?

原則、取材日の7営業日前までです。 そのあと確定連絡が5営業日前、振込が3営業日前と続きます。

公式のフローは、この順です。

  1. 取材先の許可取得(特定の航空会社や店舗等のロゴを撮るなら、申請前にその事業者から)
  2. 取材申請(原則7営業日前まで)
  3. 申請確認の連絡(広報課から)
  4. 取材可否と取材料の要否の連絡
  5. 実施内容の確定連絡(5営業日前まで。日時・人数・所要時間)
  6. 請求書の送付(作成に1〜2営業日)
  7. 取材料の振込(3営業日前まで)

(出典:福岡空港における取材・撮影フロー(福岡国際空港株式会社)、2026年10月22日に確認)

7営業日は、土日祝を除いた数え方です。 連休が入ると、2週間以上前から動くことになります。

申請後の確認メールは届きません。

申請後の確認メールは送付されません。印刷・スクリーンショット等での記録をお願いします。

振込が間に合わないと、当日は撮れません。 「お振込みが確認できない場合は、当日の取材をお断りさせていただきます」と書かれています。

土日に撮れますか?

原則として撮れません。 福岡空港は、実施日時を平日の9:00〜17:30に限ると書いています。

実施日時は原則平日の当社営業時間内(平日の9:00~17:30)とさせていただきます。

依頼が集まる土日が、そのまま外れます。 横浜市の中区の公園や江ノ電と同じ形です。

夕方の離着陸を狙う撮影も、17:30で切れます。 時間外の枠はありますが、料金が1.3倍になります。

撮ってはいけない場所は?

保安検査場と、従業員通用口および関係者専用扉です。 福岡空港は、どちらも「一切できません」としています。

以下の場所の撮影は一切できません。保安検査場(保安検査機器、警備員含む)/従業員通用口および関係者専用扉

保安検査場は国の指導によるものです。 「国の指導により認められておりません」と書かれています。

行為についても、2つ挙がっています。

  • 後ずさりしながらの撮影(展望デッキやロビー等の共用部)
  • 機材を持って走ること(同じ)

「事前に許可を受けた場所以外の取材はできません」とも書かれています。 申請した場所から離れて撮る形は取れません。

羽田空港は7つの禁止事項を並べていました。後ずさりと機材を持って走ることは、両方の空港に共通です。

航空会社のロゴを撮るときは、どうしますか?

その航空会社から、別に許可を取ります。 空港に申請を出すより前の段階で、自分で連絡します。

空港内で、特定の航空会社や店舗等(ロゴ含む)の取材・撮影をご希望の場合は、申請前に直接該当事業者の許可をお取りください。
※ 許可を得ずに撮影された場合、当社ではその責任を負いかねます。

飛行機を撮れば、たいてい機体のロゴが入ります。 機体を主役にするなら、航空会社への確認が先です。

空港の許可を取っても、店舗の中は別です。 羽田も駅構内や店舗は別の管轄でした。

📍 地図で見る 福岡空港

空港の外から撮るなら、どこに申請しますか?

福岡市です。 空港の周りにある公園は福岡市の管理で、申請は原則1か月前までになります。

福岡市公園条例は、許可が必要な行為にこれを挙げています。

業として写真又は映画を撮影すること

撮影会、映写会、スケッチ会、野外音楽会

(出典:占用許可申請、行為許可申請等(福岡市)、2026年10月22日に確認)

条件
申請の期限原則、使用開始日の1月前まで
窓口各区役所の維持管理課、または公園の管理事務所
様式様式第1号 公園内行為許可申請書

1か月前というのが、空港より長いです。 空港は7営業日前でした。

撮影スポットとして紹介される周辺の公園は、ここに当たります。 大井中央公園、榎田中央公園、下月隈1号緑地などです。

趣味で歩道や公園から撮るぶんには、手続きは要りません。 「業として」が条件です。

羽田空港と、どう違いますか?

福岡空港は料金表を公開しています。 羽田空港は、申請の期限は3営業日前と公表していますが、金額を出していません。

福岡空港羽田空港
個人の撮影申込不要申請不要
申請が要る側の線引き法人等(個人事業主含む)SNS等で収益化を伴う撮影・ライブ配信
申請の期限原則7営業日前まで3営業日前まで(第1・第2ターミナル)
取材料平日1時間20,000円から公開されていない
撮影を控える期間公表されていない年47日(連休・お盆・年末年始)
実施できる日時原則 平日9:00〜17:30窓口が平日9:00〜17:30・土日祝休み
窓口広報課(092-623-0611)ターミナルで2社に分かれる

福岡空港のほうが、先に金額が分かります。 見積もりを作るときは、こちらのほうが組みやすいです。

一方で、立場で決まる分だけ厳しくなります。 開業している人は、内容にかかわらず申込の側です。

依頼が来たら、何から確かめますか?

撮影料を受け取るかどうかです。 受け取るなら、個人事業主として事前申込が要ります。

  1. 撮影料を受け取るか(受け取れば「法人等(個人事業主含む)」に当たる)
  2. 撮影日が平日か(実施は原則 平日9:00〜17:30)
  3. 7営業日前に間に合うか(連休が入ると2週間以上前)
  4. 機体のロゴを主役にするか(するなら航空会社の許可が先)
  5. 見積もりに取材料を入れたか(1時間20,000円は撮影料とは別に出ていきます)
  6. 空港の中か外か(外の公園なら福岡市へ。原則1か月前まで)

3つめを落とすと、日程そのものが成立しません。 申請・確定連絡・振込で3段階あり、それぞれ期限が別です。

空港の撮影は羽田空港の撮影スポットに、公園の線引きは公園の撮影許可がいらないのはどこまでかにまとめました。

申請料を見積もりに入れる伝え方は、公式メールマガジンでも扱っています。

条件と料金は改定されます。申請の前に、必ず福岡国際空港と福岡市の最新の案内をご自身で確認してください。

この記事のまとめ

  • 個人の撮影は「申込は必要ありません」。趣味で撮るぶんには手続きが要らない
  • 仕事なら「法人等(個人事業主含む)」に当たり、事前申込が必要
  • 取材料は平日1時間以下で20,000円(1〜10名・税込)。時間外は1.3倍
  • 人数は当日の参加者全員。出演者・カメラマン・スタッフを含む
  • 申請は原則7営業日前まで。確定連絡が5営業日前、振込が3営業日前
  • 申請後の確認メールは届かない。印刷かスクリーンショットで残す
  • 実施日時は原則 平日9:00〜17:30。土日は外れる
  • 保安検査場と従業員通用口は一切撮影できない
  • 航空会社や店舗のロゴを撮るなら、その事業者の許可が先
  • 空港の外の公園は福岡市へ。原則1か月前まで
  • 羽田空港は料金を公開していない。福岡空港は表で出している
  • 申請の期限は福岡7営業日前・羽田3営業日前。空港ごとに違う

福岡国際空港と福岡市の記載は2026年10月22日に確認したものです(取材料の表は2021年5月1日版)。

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執筆:山野井 孝志(フォレスト出版)

柔道整復師。施術とコーチングの経験はあわせて5万件以上。セラピスト向けのセミナー事業で成約率を10%から60%に引き上げ、後輩のセミナー事業の立ち上げにも携わり、年商6,000万円のビジネスを構築。現在はフォレスト出版に在籍しています。

監修:小椋 翔(フォトグラファーの学校 学校長/通称:オグショウ)

一般社団法人日本ニューボーンフォトグラファー協会 代表理事。経営コンサルタント。現在5社経営。わが子を撮影するために購入した3万円のカメラ1台で、そのまま写真館をオープンし、その後に出張撮影を開始。2017年、カメラマンを育成する「カメラマン全力授業」「フォトグラファーの学校」を全国で開始し、卒業生は1,400名。日本初のセルフウェディングフォトスタジオ「SELDING」を沖縄に2店舗経営。経営コンサルタントとして3,000人以上を支援。著書に『増補改訂版 副業するならカメラマン』(フォレスト出版)。

この記事は、小椋翔さんの著書・セミナー・受講生へのインタビューと、各サービスの公式情報をもとに構成しています。

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このサイトの監修者の本

『増補改訂版 副業するならカメラマン』小椋翔・著(フォレスト出版)

『増補改訂版 副業するならカメラマン』小椋翔・著(フォレスト出版/2026年2月)
このサイトで扱っている「需要を先に見つける」という考え方は、この本がもとになっています。