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副業カメラマンの機材|最初に揃えるもの・後回しでいいもの

ブランコの女児

「機材を揃えてから始めよう」と思っているうちに、何年も準備期間だけが過ぎる人がいます。

全部を最初から揃える必要はありません。 何を先に買い、何を後回しにしていいかを分けて整理します。

カメラ本体は、いくらぐらい必要ですか?

新品なら20万円台後半〜30万円台、中古なら15万円台からです(Still、2026年時点)。

レンズは、標準域(F2.8以下)を1本、それに加えて望遠か広角のどちらか1本の計2本が最低限の目安です(出張撮影の登録サービスLovegraphが公開している登録基準より)。

新品の高級機を最初から買う必要はありません。 中古の型落ち機でも、シャッター耐久は中級機以上でおおむね20万回程度あり(同上)、副業として使う分には十分足ります。

その機材代は、何回の撮影で元が取れますか?

1件8,000円の手取りなら、機材代30万円の回収に約38回の撮影が必要という計算になります。

回収に何十回もかかると分かっていれば、最初から高い機材に手を出す必要はないと判断できます。中古から始めて、件数が増えてから買い替えても遅くありません。

カメラ以外に、何が必要ですか?

パソコンと編集ソフトです。ただしカメラ本体より後回しにしても、撮影自体は始められます。

  • パソコン:写真の現像・書き出しに使う。すでに持っているものでまず始められる
  • 編集ソフト:Adobe Lightroomが代表的で、月額1,480円〜2,380円で使えます(カメラのトリセツ、2026年9月時点)
  • SDカード・予備バッテリー:現場でのトラブルを避けるための消耗品
  • 外付けHDD・SSD:撮影データを保存する場所。案件が増えるほど必要になる

パソコンと編集ソフトは、カメラ本体より後回しにしても撮影自体はできます。最初に揃えるべきはカメラとレンズ、次が保存・編集の環境という順番です。

編集スキルは、機材と同じくらい重要ですか?

機材と同じか、それ以上に見られることがあります。「編集も少し触ったことがある」と言える人が有利です。

個別相談の場でも、「カメラは持っているが、編集も少し触ったことがある」という人は前向きに評価されやすいです。編集の実務経験がゼロでも致命的ではありませんが、プリセット(設定の一括適用)を使えば、慣れていない人でも仕上がりを一定に揃えながら時間を短縮できます。自分の撮影を早く仕上げる手順はレタッチのやり方にまとめました。

依頼者から見ると、撮影と編集をセットで任せられるカメラマンは、それだけで選ばれやすくなります。機材の組み合わせだけでなく、編集の準備まで含めた始め方は、無料のオンライン講座の中でも触れています。

結局、何から揃えればいいですか?

カメラボディ+レンズ2本(中古可、15万円台〜)と、今あるパソコンがあれば始められます。

  1. カメラボディ+レンズ2本(中古可、15万円台〜)
  2. 今あるパソコン(新規購入は後回しでよい)
  3. 編集ソフト(月額制なので、案件が入ってから契約でも間に合う)
  4. SDカード・予備バッテリー(消耗品として最初から少量は必要)
  5. 外付けHDD・SSD、照明機材(必要になったタイミングで追加)

1〜2を揃えれば、撮影の仕事自体は始められます。 3以降は、案件が実際に入り始めてからでも遅くありません。

この記事のまとめ

  • カメラ本体は中古なら15万円台〜が目安。最初から高級機は不要
  • 機材代の回収は撮影回数の逆算で考えられる。回収に時間がかかるなら中古から始める
  • カメラ以外にパソコン・編集ソフト・保存機材が必要だが、多くは後回しにできる
  • 編集ができるかも、撮影技術と並んで見られます。プリセットを使えば未経験でも時短できる
  • 揃える順番は①カメラとレンズ→②編集環境→③消耗品→④周辺機材

自分に必要な機材の組み合わせと、始め方の手順は、無料のオンライン講座で詳しく説明しています。全4部で、収益の試算まで入っています。

出典:Still「副業カメラマンのカメラ・レンズ選びガイド」、カメラのトリセツ(いずれも2026年時点。価格は変わることがあります)

執筆:山野井 孝志(フォレスト出版)

柔道整復師。施術とコーチングの経験はあわせて5万件以上。セラピスト向けのセミナー事業で成約率を10%から60%に引き上げ、後輩のセミナー事業の立ち上げにも携わり、年商6,000万円のビジネスを構築。現在はフォレスト出版に在籍しています。

監修:小椋 翔(フォトグラファーの学校 学校長/通称:オグショウ)

一般社団法人日本ニューボーンフォトグラファー協会 代表理事。経営コンサルタント。現在5社経営。わが子を撮影するために購入した3万円のカメラ1台で、そのまま写真館をオープンし、その後に出張撮影を開始。2017年、カメラマンを育成する「カメラマン全力授業」「フォトグラファーの学校」を全国で開始し、卒業生は1,400名。日本初のセルフウェディングフォトスタジオ「SELDING」を沖縄に2店舗経営。経営コンサルタントとして3,000人以上を支援。著書に『増補改訂版 副業するならカメラマン』(フォレスト出版)。

この記事は、小椋翔さんの著書・セミナー・受講生へのインタビューと、各サービスの公式情報をもとに構成しています。

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このサイトの監修者の本

『増補改訂版 副業するならカメラマン』小椋翔・著(フォレスト出版)

『増補改訂版 副業するならカメラマン』小椋翔・著(フォレスト出版/2026年2月)
このサイトで扱っている「需要を先に見つける」という考え方は、この本がもとになっています。