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マタニティフォトの撮り方は?妊娠28〜36週が撮り時

桜の逆光で子を抱き上げる

マタニティフォトは、いつでも撮れるわけではありません。お腹の大きさが写真映えする時期は限られていて、しかも無理な姿勢を長く続けさせられない被写体です。構図やカメラの技術より先に、日程と体の管理が決まっていないと始まらない撮影です。

いつ撮るのがいい?

妊娠28週〜36週が目安です。お腹が大きくなり、なおかつ体調が比較的安定している時期です。

お腹がしっかり大きくなり、なおかつ体調が比較的安定している時期だからです。37週以降は正産期に入り、いつ生まれてもおかしくない時期になるため、この時期の撮影は避けたほうが安心とされています(出典:ENCOUNTER MAGAZINE)。

日程は、この8週間の中から1日を選びます。予定日から逆算して早めに候補日を決めておくと、体調の良い日に合わせやすくなります。

定番のポーズは、どんなものがある?

横向き、正面、アップ、全身、ご家族と一緒の5つに大きく分かれます。横向きがお腹のラインを出せます。

ポーズ特徴
横向きお腹のラインがいちばんはっきり見える
正面丸いお腹の形を強調できる
アップお腹だけを切り取る
全身体型の変化ごと記録に残る
寝転び柔らかい枕を使う。重力で顔がたるむ角度に注意

(出典:同上)

どれか1つに決めるより、この5つを一通り撮っておくと、あとで選べる幅が広がります。エコー写真や、赤ちゃん用の靴を小物として一緒に写す構図も定番です。

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光は、どう使う?

やわらかい光と、輪郭を出す光の2種類を使い分けます。レースカーテン越しの光は質感をふんわり見せます。

レースカーテン越しに入る光は、肌や衣装の質感をふんわり見せます。室内での撮影に向いています。

一方で、背景に光を仕込んで逆光にすると、お腹のシルエットが際立ち、体の丸みを立体的に見せられます。逆光を使うときの露出の考え方は逆光の撮り方にまとめています。

服装は、何を選べばいい?

Aラインのドレスが定番です。お腹の丸みをきれいに見せられる形で、体型の変化も目立ちません。

色は、パステルカラーやレースが人気です。柄や装飾を増やすほど、目線がそちらに引っ張られます。主役はお腹と表情なので、服装自体は控えめにしておくくらいがちょうどよくなります。

体調管理で、気をつけることは?

同じポーズを長く続けないことと、椅子と水を必ず用意することです。立ちっぱなしにさせません。

  • 同じポーズを長く続けない。貧血を起こすことがあります
  • 室温を調整する。体を冷やさない、暑くさせすぎない
  • 椅子と水を必ず用意する。立ちっぱなしにしない
  • トイレに近い場所で撮る。移動の負担を減らす

(出典:同上)

「あと少しで決まりそう」というところで、いったん休憩を挟んでください。粘って続けるより、こまめに切り上げるほうが、結果的にその日の撮影を最後までやり切れます。

仕事として受けるなら、何と組み合わせられる?

マタニティフォトは単体でも依頼が来ますが、出産後のニューボーンフォトとセットで案内する形が一般的です。

同じ家族に、妊娠中と生まれた直後の両方を撮る機会があるからです。ニューボーンフォトを扱う場合は、安全性についての正確な情報を先に持っておく必要があります。ニューボーンフォトの安全性にまとめました。

よくある質問

双子の場合、時期は変わりますか?
双子は早産になりやすいため、単胎より早めの時期での撮影を勧められることがあります。かかりつけの医師に撮影できるかを確認してから日程を決めてください。

自宅とスタジオ、どちらがいいですか?
自宅は移動の負担がなく、慣れた環境で体調を保ちやすいという利点があります。スタジオは光や背景をコントロールしやすい代わりに、移動と待ち時間が発生します。

パートナーや上の子も一緒に撮れますか?
撮れます。お腹に手を添える構図など、家族の人数分だけポーズの選択肢が増えます。ただし全員分の休憩も考えて時間に余裕を持たせてください。

この記事のまとめ

  • 撮影時期は妊娠28週〜36週。37週以降は正産期に入るため避ける
  • ポーズは横向き・正面・アップ・全身・寝転びの5パターンを押さえる
  • 光はレースカーテン越しの柔光と逆光でのシルエットを使い分ける
  • 服装はAラインでシンプルに。お腹と表情を主役にする
  • 体調管理が最優先。長時間の同ポーズを避け、椅子と水を用意する
  • 仕事にするならニューボーンフォトとのセット案内が定番

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※撮影時期の目安は個人差があります。体調や時期の判断は、必ずかかりつけの医師に確認してください。

執筆:山野井 孝志(フォレスト出版)

柔道整復師。施術とコーチングの経験はあわせて5万件以上。セラピスト向けのセミナー事業で成約率を10%から60%に引き上げ、後輩のセミナー事業の立ち上げにも携わり、年商6,000万円のビジネスを構築。現在はフォレスト出版に在籍しています。

監修:小椋 翔(フォトグラファーの学校 学校長/通称:オグショウ)

一般社団法人日本ニューボーンフォトグラファー協会 代表理事。経営コンサルタント。現在5社経営。わが子を撮影するために購入した3万円のカメラ1台で、そのまま写真館をオープンし、その後に出張撮影を開始。2017年、カメラマンを育成する「カメラマン全力授業」「フォトグラファーの学校」を全国で開始し、卒業生は1,400名。日本初のセルフウェディングフォトスタジオ「SELDING」を沖縄に2店舗経営。経営コンサルタントとして3,000人以上を支援。著書に『増補改訂版 副業するならカメラマン』(フォレスト出版)。

この記事は、小椋翔さんの著書・セミナー・受講生へのインタビューと、各サービスの公式情報をもとに構成しています。

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このサイトの監修者の本

『増補改訂版 副業するならカメラマン』小椋翔・著(フォレスト出版)

『増補改訂版 副業するならカメラマン』小椋翔・著(フォレスト出版/2026年2月)
このサイトで扱っている「需要を先に見つける」という考え方は、この本がもとになっています。