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山陽新幹線の撮影地は、どこから探せばいいのか?

朝の高原から見た山並み

山陽新幹線は、新幹線の撮影地のなかでいちばん多く検索されている路線です。高架とトンネル、山あいと市街地が混ざっていて、構図の選択肢が広いためだと考えられます。

ただ、探し方には順番があります。先に「駅で撮るか、沿線で撮るか」を決めてください。 守るルールが変わります。

駅のホームで、三脚は使えますか?

使えません。自撮り棒も禁止です。JR西日本が2015年から全駅で一律禁止にしています。

JR西日本は2015年9月19日から、ホームでの「自撮り棒」の使用を全駅で一律禁止にしています。その理由も公表しています。

「自撮り棒」を伸ばして使用されることにより、周りのお客様のご迷惑になるだけでなく、列車との接触や架線(電線)に近づくことによる感電などの危険性があるため、ホームでの使用を一律禁止とさせていただくものです。

禁止の対象は自撮り棒だけではありません。

ホームにおいて「長く伸ばした棒」(以下、長尺物)を使用することが危険であるという認識から、その他の長尺物(釣り竿、薙刀(なぎなた)、スキー板、弓、録音機材など)を高く掲げる行為につきましても、あわせて禁止させていただきます。

(出典:ホームでの「自撮り棒」の使用を禁止させていただきます(JR西日本))

なお、持ち込みそのものは禁止されていません。

駅や列車内への持ち込みおよびホーム以外での使用を禁止するものではありません。

つまり、駅撮りは手持ち前提です。JR東海は三脚に加えて一脚まで名指しで断っています。 三脚を持っていくこと自体は問題ありませんが、ホームでは広げられません。他社も同じ方針です。

駅撮りなら、どの駅がいいのですか?

通過線のある駅か、停車と通過が混ざる駅が選ばれています。西明石が月70件で挙がっています。

検索されている駅名を見ると、傾向がはっきり出ています。

駅「山陽新幹線撮影地+駅名」の月間検索数
山口(県内各駅)90
岡山70
広島70
西明石70
徳山50
姫路50

「山陽新幹線撮影地 駅撮り」という語が110あり、駅で撮る前提の人が一定数います。

📍 西明石駅を地図で見る
📍 岡山駅を地図で見る
📍 姫路駅を地図で見る
📍 徳山駅を地図で見る

地図では、ホームが島式か相対式か、そして上下線のどちら側に光が回るかを見ます。朝と夕方で撮れる方向が変わります。

入場券で入る場合、滞在時間に制限がある駅があります。 長居する前提なら、駅の案内で確認してください。

沿線で撮るときは、何に気をつけますか?

鉄道用地と私有地の境界です。線路敷や踏切に入らず、田畑や宅地にも立ち入らないことが基本です。

山陽新幹線は高架区間が長く、下から見上げる構図が狙えます。ただし、その足元はたいてい農地か住宅地です。

新幹線の撮影スポットの記事にまとめたとおり、鉄道各社は次を禁止しています。

  • 線路敷や踏切など鉄道用地内での撮影
  • 田畑や宅地内等の私有地への立ち入り
  • 路上駐車など交通の妨げになる行為

高架下の細い道は、用水路の管理用通路や農道であることが多く、公道とは限りません。地図とストリートビューで、舗装の有無と、道の先が行き止まりかどうかを先に見ておいてください。

車で行く場合の注意は車の撮影スポットの記事にまとめました。

仕事として撮る場合は、申込が要りますか?

要ります。JR西日本のロケーションサービスで、撮影料は1日36,300円(税込)です。

個人が趣味で撮る範囲とは別に、商用の撮影には手続きがあります。公開されている条件は次のとおりです。

申込の期限撮影希望日の14日前まで
撮影料36,300円(税込)/1日
立会いスタッフ1名1時間 36,300円(税込)
線路敷地内事前に許可を得れば撮影可能(対象外の列車あり)

(出典:よくいただくご質問|ロケーションサービス(JR西日本))

趣味で沿線から撮るぶんには、この手続きは要りません。 線路敷地内に入る撮影や、商用の撮影が対象です。

空港も公園も、営業要素があるかどうかで線を引いています。鉄道も同じです。

JR西日本の案内は2026年10月に確認したものです。
条件は改定されます。申込の前に、必ずJR西日本の最新の案内をご自身で確認してください。

どう撮れば、速さが出ますか?

止めるか、流すかを先に決めます。止めるなら高速側へ。在来線の感覚では足りません。

  • 止めるなら高速側へ。山陽新幹線は最高速度が高く、在来線の感覚では足りません
  • 流すなら三脚が欲しくなりますが、ホームでは使えません。沿線の公道で撮る前提になります
  • 高架を見上げる構図は空が大きく入ります。曇天だと白く飛ぶので、晴れた日のほうが締まります

背景に山を入れたいときは、離れて望遠で圧縮すると大きく見せられます。

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この記事のまとめ

  • 山陽新幹線は新幹線の撮影地でいちばん検索されている路線(月1,000)
  • JR西日本は2015年9月19日から、ホームでの自撮り棒を全駅で一律禁止
  • 禁止は自撮り棒だけでなく、釣り竿・薙刀・スキー板・弓・録音機材などの長尺物も対象
  • ただし持ち込みとホーム以外での使用は禁止されていない。駅撮りは手持ち前提
  • 駅撮りで検索されているのは西明石・岡山・広島・徳山・姫路
  • 沿線は高架下が農地や住宅地。用水路の管理用通路や農道を公道と間違えない
  • 商用撮影はロケーションサービスへ。14日前まで、撮影料36,300円/日、立会い1名1時間36,300円

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執筆:山野井 孝志(フォレスト出版)

柔道整復師。施術とコーチングの経験はあわせて5万件以上。セラピスト向けのセミナー事業で成約率を10%から60%に引き上げ、後輩のセミナー事業の立ち上げにも携わり、年商6,000万円のビジネスを構築。現在はフォレスト出版に在籍しています。

監修:小椋 翔(フォトグラファーの学校 学校長/通称:オグショウ)

一般社団法人日本ニューボーンフォトグラファー協会 代表理事。経営コンサルタント。現在5社経営。わが子を撮影するために購入した3万円のカメラ1台で、そのまま写真館をオープンし、その後に出張撮影を開始。2017年、カメラマンを育成する「カメラマン全力授業」「フォトグラファーの学校」を全国で開始し、卒業生は1,400名。日本初のセルフウェディングフォトスタジオ「SELDING」を沖縄に2店舗経営。経営コンサルタントとして3,000人以上を支援。著書に『増補改訂版 副業するならカメラマン』(フォレスト出版)。

この記事は、小椋翔さんの著書・セミナー・受講生へのインタビューと、各サービスの公式情報をもとに構成しています。

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このサイトの監修者の本

『増補改訂版 副業するならカメラマン』小椋翔・著(フォレスト出版)

『増補改訂版 副業するならカメラマン』小椋翔・著(フォレスト出版/2026年2月)
このサイトで扱っている「需要を先に見つける」という考え方は、この本がもとになっています。