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東北新幹線の撮影地は、何を確かめてから行くのか?

山あいの紅葉と渓流

東北新幹線は、大宮から北へ向かうにつれて風景が大きく変わる路線です。都市部の高架から、田園、山あいまで一本でつながっています。

管轄はJR東日本です。同じ新幹線でも、会社ごとに公表しているルールの書き方が違います。 先にそこを確かめてください。

趣味で撮るのは、禁止されていますか?

されていません。JR東日本は「個人的な趣味の範囲での撮影は特に禁止していない」と明言しています。

JR東日本は「電車内や駅構内で列車等の撮影をしたいです。」という質問に、こう答えています。

個人的な趣味の範囲での録音・撮影につきましては、安全上の問題がなく、ほかのお客さまのご迷惑にならなければ、特に禁止をしているものではございません。

ただし、条件が付いています。

収益性のある動画共有サイトへの投稿等の営利活動を除き

(出典:電車内や駅構内で列車等の撮影をしたいです。(JR東日本))

「収益性のある動画共有サイトへの投稿」が営利活動として扱われます。 広告収入のあるYouTubeチャンネルに載せる前提で撮るなら、趣味の範囲から外れます。

禁止行為は次のものです。

  • 運行中の列車へのフラッシュ使用
  • ホームでの脚立の使用
  • 立ち入り禁止区域での撮影

JR3社で、何が違うのですか?

書き方は三者三様ですが、3社とも「収益化しているかどうか」で線を引いています。基準は同じです。

JR東日本JR東海JR西日本
趣味の撮影禁止していないと明言妨げていないと明言明言なし
営利の分かれ目収益性のある動画共有サイトへの投稿等収益性のあるサイトへの投稿など商用はロケーションサービスへ
ホームの機材脚立の使用を禁止三脚・一脚・脚立・モニターを名指し自撮り棒と長尺物を一律禁止
個人の商用申込記載なし原則受けていない撮影料36,300円/日で可

3社とも「収益化しているかどうか」で線を引いています。 表現は違っても、見ているところは同じです。

一方、ホームで使えない機材の書き方は分かれています。 JR東海がいちばん具体的で、一脚やモニターまで挙げています。どの会社の区間でも通用するように考えるなら、ホームでは何も立てない前提が安全です。

どこが探されていますか?

大宮、仙台、那須塩原が挙がっています。東北新幹線は、都市部と地方で狙いが変わります。

📍 大宮駅を地図で見る
📍 仙台駅を地図で見る
📍 那須塩原駅を地図で見る
📍 高畠駅(山形県)を地図で見る

大宮は、東北・上越・北陸の列車が集まる駅です。1か所で複数の車両を狙えるため、駅撮りの行き先として挙がります。

那須塩原は在来線と並走する区間があり、地方側の入口として検索されています。山形新幹線なら高畠が挙がります。

地図では、ホームが何面あるか、そして通過線が中央にあるかを見ます。通過線のある駅は、停車しない列車が速度を保ったまま通るので、流し撮りの練習になります。

沿線で撮るときは?

雪の時期は、立つ場所が変わります。除雪された道以外は歩けず、用水路や側溝が雪の下に隠れます。

東北新幹線の沿線は、冬に積雪のある区間が長く続きます。夏に見つけた場所が、冬には使えないことがあります。

  • 除雪された道以外は歩けません。 用水路や側溝が雪の下に隠れます
  • 路肩に停めると除雪の妨げになります。路上駐車は鉄道会社も断っています
  • 雪面は明るく写るので、露出を切り詰めないと車両が暗く沈みます

鉄道用地と私有地の境界については、新幹線の撮影スポットの記事に見分け方をまとめました。田畑のあぜ道は私有地です。

案内は改訂されます。行く前に、必ずJR東日本の最新の内容をご自身で確認してください。

風景が変わる路線を、どう活かしますか?

同じ列車を、違う背景で撮れるのが強みです。都市部は高架とビル、平野部は田園と空になります。

  • 都市部は高架とビル。手前に建物を入れると距離感が出ます
  • 平野部は田園と空。空が大きく入るので、雲のある日のほうが締まります
  • 山あいは斜面と樹林。離れて望遠で圧縮すると山が大きく見えます

東北新幹線は最高速度が高い区間があります。止めるならシャッター速度を高速側へ振ってください。ホームでは三脚も脚立も使えないので、手持ちで構えが安定する姿勢を先に作っておきます。

JR東日本の案内は2026年10月10日に確認したものです。
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この記事のまとめ

  • JR東日本は個人的な趣味の範囲での撮影を禁止していないと明言している
  • ただし収益性のある動画共有サイトへの投稿等の営利活動は除く
  • 禁止行為は運行中の列車へのフラッシュ/ホームでの脚立/立ち入り禁止区域での撮影
  • JR3社とも「収益化しているか」で線を引いている。表現は違っても見ているところは同じ
  • ホームの機材の書き方は分かれる。どの区間でも通用させるならホームでは何も立てない前提が安全
  • 駅撮りは大宮(東北・上越・北陸が集まる)、地方側は那須塩原・高畠
  • 冬は立つ場所が変わる。除雪された道以外は歩けない。雪面は明るいので露出に注意

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執筆:山野井 孝志(フォレスト出版)

柔道整復師。施術とコーチングの経験はあわせて5万件以上。セラピスト向けのセミナー事業で成約率を10%から60%に引き上げ、後輩のセミナー事業の立ち上げにも携わり、年商6,000万円のビジネスを構築。現在はフォレスト出版に在籍しています。

監修:小椋 翔(フォトグラファーの学校 学校長/通称:オグショウ)

一般社団法人日本ニューボーンフォトグラファー協会 代表理事。経営コンサルタント。現在5社経営。わが子を撮影するために購入した3万円のカメラ1台で、そのまま写真館をオープンし、その後に出張撮影を開始。2017年、カメラマンを育成する「カメラマン全力授業」「フォトグラファーの学校」を全国で開始し、卒業生は1,400名。日本初のセルフウェディングフォトスタジオ「SELDING」を沖縄に2店舗経営。経営コンサルタントとして3,000人以上を支援。著書に『増補改訂版 副業するならカメラマン』(フォレスト出版)。

この記事は、小椋翔さんの著書・セミナー・受講生へのインタビューと、各サービスの公式情報をもとに構成しています。

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このサイトの監修者の本

『増補改訂版 副業するならカメラマン』小椋翔・著(フォレスト出版)

『増補改訂版 副業するならカメラマン』小椋翔・著(フォレスト出版/2026年2月)
このサイトで扱っている「需要を先に見つける」という考え方は、この本がもとになっています。