# 何歳から、どんな仕事からでも始められる?
「カメラマンになる」と聞くと、若いうちに専門学校へ通った人の話だと思われがちです。ここに集めたのは、そうではない人たちの実例です。
50代で会社を経営しながら、行政職の公務員から、子育て中の主婦から、あるいは音楽や別の仕事を目指していたところから。共通しているのは、始めた時点で写真の実績がなかったことです。
三重県で会社を経営しながら、以前はライブ撮影を本業にしていた方は、経営が忙しくなり数年間撮影から離れていました。戻ろうとしたとき「自分の写真を真似した人たちが上手くなっていた」と感じたそうです。
それでも仲間とのつながりから仕事が戻り、いまは職人の全国大会の撮影まで任されています。
『フォトグラファーの学校』校長の小椋翔さんも、貿易会社の代表として億単位の請求を負う経験をしたあと、わが子を撮るために買った3万円のカメラ1台で写真館を開いています。詳しい経歴は小椋翔はなぜカメラ未経験から写真館を開けたのかにまとめました。
関西で平日は会社員として働き、土日に出張撮影をしている方は、始めた頃「SNSで無償で撮っていたが、仕事にはつながっていなかった」と振り返っています。いまは繁忙期に土日で月20件を受けるまでになりました。
行政職の公務員から人物撮影に移った方は、いちばん変わったこととして「ありがとうをいただく数が増えたこと」を挙げています。
フルタイムの会社員として働きながら出張撮影を始めた方は、最初のうちは依頼がまったく来ない時期があったといいます。あとから振り返って、原因は撮る技術ではなく、作例や料金の見せ方にあったと気づき、そこを直したことで毎月依頼が来る状態に変わりました。
助産師として働きながら、カメラに触れたこともない状態から始めた方がいます。始めた理由は「出張着付けの現場で、カメラマンと着付け師の日程調整が産後は大変だと言われたこと」でした。いまは自分の助産院の事業の一つに撮影を組み込んでいます。
2人の子どものシングルマザーとして、図書館で本を偶然見つけたことから始めた方は、いまカメラだけで生活しながら、企業のプロモーション撮影を紹介だけで受けています。
本業を続けながら夫婦で出張撮影をしている方は、始めた頃「自信がなくて、集客を出していけなかった」と話しています。
写真とは関係のない道を目指していた人が、途中で転身した例もあります。ギタリストを目指して上京した人が、住居の事情で音楽での生計が難しくなり、YouTubeで独学しながらカメラの仕事に比重を移していった実例。そして、一度フリーランスの写真の仕事につまずいて会社員に戻り、別の専門性を組み合わせて再挑戦した実例です。
工場で三交代勤務をしながら心身を崩していた人は、YouTubeで見た1本の動画がきっかけで、ウェディング撮影会社に転職。25歳で独立し、最初の案件で会社員時代の半月分の報酬を得ました。
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※この記事で紹介した事例は、ご本人へのインタビューまたは公開されている本人の発信をもとにしています。個人の事例であり、同様の成果を保証するものではありません。